2024 アルテミスS(GⅢ)傾向と対策

重賞予想

関東圏の阪神JF前哨戦として2012年に創設された比較的新しい重賞。
14年からGⅢに格付けとなり、暮れのGIだけでなく翌年のクラシックにも繋がるレースとなっている。

まずは昨年までの5年間の結果を見ていきましょう。

傾向

✅勝ち馬は前走1着が基本。珍味は未勝利勝ち組。
✅前走上がりタイム、距離に注目

まずは前走の上がりに注目したいところ。
上がり1位、2位だった馬は過去10年の勝ち馬全てに該当し、舞台設定的にも重要な要素です。
カムニャック、クレオズニードル、シホリーン、ショウナンザナドゥ、ブラウンチェット、
 マイエレメント、マピュース、ミストレス、ミリオンローズと9頭が該当する。

また、前走の出走距離も重要なファクターで、同距離か距離短縮がベター。
逆に言うと、距離延長組は2着までとやや割引要素です。
ミリオンローズは前走1500mで不利なデータです。

本命◎ブラウンチェット
今年は傾向に合致するような前走上がりの早い勝ち上がりの馬が多く、
なかなか候補が絞りにくいメンバー構成です。
レースっぷりからルメール騎乗のこの馬を本命に推します。
力比較が難しいので、ここから広めに流したいところです。

◎ブランチェット
〇シホリーン
▲ショウナンザナドゥ
△マイエレメント
△カムニャック

ブラウンラチェットが先行抜け出しで快勝!
予想通りの地力の高さ、そしてレースセンスの高さを感じる馬ですね。
牝馬路線ではひとつ抜け出したというところでしょうか。
ただ、馬券的には問題は2着のミストレス抜けでした・・・
展開が向いたとは言え、前回逃げ勝っている最内枠、注意すべき存在でした。

3~5着もそこまで差はなく、いい差し脚を使っていた馬もいましたので、
基準という意味でも、この組はよく覚えておきたいですね。

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