レースの概要
上半期総決算のグランプリレース。
1960年から行われ、66年から現在と同じ2200mで行われるようになりました。
このレースで春GIの終わりを告げ、本格的な夏競馬に移行していきます。
今年から開催週が2週間前倒しになりました。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
✅勝ち馬は4、5歳馬が中心。ただし、1番人気は低調。
✅3勝クラス以上の芝2200、2500mで勝利実績がある馬に注目
✅開催後半の施行で外枠、差し馬が有利⇒今年から開催半ばに繰り上がった。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
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2024 | 1着 | ブローザホーン | 牡5・3人気 | 2.12.0 | 重 | 菅原 明良 | 吉岡 辰弥 |
京都開催 | 2着 | ソールオリエンス | 牡4・7人気 | 2 | 横山 武史 | 手塚 貴久 | |
3着 | べラジオオペラ | 牡4・5人気 | クビ | 横山 和生 | 上村 洋行 | ||
2023 | 1着 | イクイノックス | 牡4・1人気 | 2.11.2 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | スルーセブンシーズ | 牝5・10人気 | クビ | 池添 謙一 | 尾関 知人 | ||
3着 | ジャスティンパレス | 牡4・2人気 | 1 | 鮫島 克駿 | 杉山 晴紀 | ||
2022 | 1着 | タイトルホルダー | 牡4・2人気 | 2.09.7 | 良 | 横山 和生 | 栗田 徹 |
2着 | ヒシイグアス | 牡6・5人気 | 2 | D.レーン | 堀 宣行 | ||
3着 | デアリングタクト | 牝5・4人気 | 2 | 松山 弘平 | 杉山 晴紀 | ||
2021 | 1着 | クロノジェネシス | 牝5・1人気 | 2.10.9 | 良 | C.ルメール | 斉藤 崇史 |
2着 | ユニコーンライオン | 牡5・7人気 | 2.1/2 | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | ||
3着 | レイパパレ | 牝4・2人気 | クビ | 川田 将雅 | 高野 友和 | ||
2020 | 1着 | クロノジェネシス | 牝4・2人気 | 2.13.5 | 稍重 | 北村 友一 | 斉藤 崇史 |
2着 | キセキ | 牡6・6人気 | 6 | 武 豊 | 角居 勝彦 | ||
3着 | モズベッロ | 牡4・12人気 | 5 | 池添 謙一 | 森田 直行 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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24 | 1着 | ブローザホーン | 天皇賞・春(GⅠ)5人気2着 | 阪神大賞典(GⅡ)1人気3着 |
2着 | ソールオリエンス | 大阪杯(GⅠ)5人気7着 | 中山記念(GⅡ)1人気4着 | |
3着 | べラジオオペラ | 大阪杯(GⅠ)2人気1着 | 京都記念(GⅡ)1人気2着 | |
23 | 1着 | イクイノックス | ドバイシーマクラシック(GⅠ)1人気1着 | 有馬記念(GⅠ)1人気1着 |
2着 | スルーセブンシーズ | 中山牝馬S(GⅢ)2人気1着 | 初富士S(3勝クラス)2人気1着 | |
3着 | ジャスティンパレス | 天皇賞・春(GⅠ)2人気1着 | 阪神大賞典(GⅡ)2人気1着 | |
22 | 1着 | タイトルホルダー | 天皇賞・春(GⅠ)2人気1着 | 日経賞(GⅡ)1人気1着 |
2着 | ヒシイグアス | 大阪杯(GⅠ)5人気4着 | 香港カップ(GⅠ)3人気2着 | |
3着 | デアリングタクト | ヴィクトリアマイル(GⅠ)5人気6着 | クイーンエリザベス2世C(GⅠ)1人気3着 | |
21 | 1着 | クロノジェネシス | ドバイシーマクラシック(GⅠ)1人気2着 | 有馬記念(GⅠ)1人気1着 |
2着 | ユニコーンライオン | 鳴尾記念(GⅢ)8人気1着 | 弥彦S(3勝クラス)5人気1着 | |
3着 | レイパパレ | 大阪杯(GⅠ)4人気1着 | チャレンジC(GⅢ)1人気1着 | |
20 | 1着 | クロノジェネシス | 大阪杯(GⅠ)4人気2着 | 京都記念(GⅡ)1人気1着 |
2着 | キセキ | 天皇賞・春(GⅠ)3人気6着 | 阪神大賞典(GⅡ)1人気7着 | |
3着 | モズベッロ | 天皇賞・春(GⅠ)5人気7着 | 日経賞(GⅡ)2人気2着 |
あまりはっきりとした傾向がつかみにくいレースですが、
勝ち馬は2012年以降はすべて4、5歳馬、今がピークの馬から軸は選びたいところです。
⇒4歳馬アーバンシック、ジューンテイク、ショウナンラプンタ、メイショウタバル、レガレイラ
5歳馬のソールオリエンス、ドゥレッツァ、べラジオオペラ、リビアングラス、ロードデルレイに注目です。
また、阪神2200mという非根幹距離で行われるレースということもあり、2200や2500m実績のある馬に注目です。
ここ11年で該当馬が毎年連対して、うち10年では勝利しています。
⇒該当するのはアーバンシック、ジャスティンパレス、ジューンテイク、チャックネイト、ドレッツァ、プラダリア、ボルドグフーシュ、メイショウタバル、ヨーホーレイク、リビアングラス、レガレイラ、ローシャムパークと多くの馬が該当します。
参考レース
上位勢が揃って出走してきた大阪杯と、日経賞、昨年の有馬記念を見ておきたいところです。
注目馬
本命◎ヨーホーレイク
7歳馬ですが、2年のブランクがありキャリアは13戦と馬は若いです。
昨年復帰してからは大崩れがなく、今年に入って京都記念勝ち、大阪杯3着と今が充実期と言っていいでしょう。
大阪杯でも出遅れから馬群のなかを3着まで追い上げました。
コース、距離ともに問題なく、年齢だけがネックですがディープ産駒の良血馬のもうひと頑張りに期待です。
穴馬★ボルドグフーシュ
こちらは6歳馬ですが、1年半のブランクがあります。
復帰してから3戦惜しいレースが続いていますが、馬券圏内なら十分狙える地力を持っています。
◎ヨーホーレイク
○べラジオオペラ
▲ドゥレッツァ
△ロードデルレイ
△メイショウタバル
★ボルドグフーシュ
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