2025 マイルCS(GⅠ)傾向と対策     

中央競馬重賞

1984年のグレード導入後から11月3週の京都開催を定位置として行われてきました。
文字通りマイルのチャンピオンを決める一戦で、
近年は中距離路線組や牝馬も入り混じっての大一番となっています。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅基本的には3歳、4歳馬が中心。
✅短期免許で来日の外国人騎手が大活躍。
✅連対率、近走の成績が悪い馬は大きく減点。
✅サンデー系に注目。特に芝1600m以上のGⅠで3着以内の実績馬

前週のエリザベス女王杯もそうでしたが、基本的には3、4歳の若い馬が強いです。
6歳以上はリピーターでないと厳しいです。
3歳のマジックサンズ
 4歳のアスコリピチェーノ、ウォーターリヒト、オフトレイル、ジャンタルマンタル、チェルヴィニア、ラヴァンダ、ワイドラトゥールにはまずは注目でしょう。
⇒逆に6歳以上のガイアフォース、トウシンマカオ、には厳しい要素です

今年もシーズン終わったヨーロッパの騎手が短期免許で来日しています。
ある程度の実績のある騎手はGIの大一番で滅法強いので、人気に関わらず注意したいところです。
⇒マーカンド騎手のチェルヴィニア、レーン騎手のレーベンスティール、C.デムーロ騎手のソウルラッシュが要注意ですね。

単純な消去法傾向ではありますが、近走の実績や生涯実績も重要なファクターになります。
■前走、オープン特別で3着以下は91年以降で【0.0.1.18】
 ⇒今年は該当馬はいません。
■前3戦2桁着順が2回以上の馬は91年以降で【0.0.2.56】
 ⇒ワイドラトゥールが該当します。
■前走ローカル戦に出走してきた馬は94年以降で【0.0.1.11】
 ⇒今年は該当馬はいません。

■また、マイルCS3着以内がある馬を除いて連対率.333未満は91年以降【0.0.0.91】です。
 ⇒今年は該当馬はいません。

血統ネタとしては、切れる脚を持つサンデー系に注目です。
特に、芝1600m以上のGⅠで3着以内の実績があり、父か母父サンデー系の馬は過去11年すべてで連対しています。
アスコリピチェーノ、ウインマーベル、エルトンバローズ、ガイアフォース、ソウルラッシュ、マジックサンズに注目です。

まずは昨年のこのレースを見ておきしょう。

上位馬が顔を揃える春の安田記念富士Sを見ておきましょう。

本命◎アスコリピチェーノ
ヴィクトリアマイルでゴール前強襲を見せたこの馬の差し脚に期待です。
GⅠ2勝馬で、NHKマイルでも大きな不利がありながらジャンタルマンタルの2着に入っています。
京都は初めてですが、脚質的にも血統的にも合いそうで、海外遠征の疲れがなければ好勝負できます。

穴馬★オフトレイル
スワンS2年続けて好走で、人気になりくいタイプですがとにかく京都は走ります。
馬群を抜けてこられるのも強みで、紛れたときの上位進出に期待です。

◎アスコリピチェーノ
○ジャンタルマンタル
▲ラヴァンダ
★オフトレイル
△ソウルラッシュ

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