レースの概要
1月下旬or2月上旬の中距離交流GIとして長らく施行されてきましたが、
今年の地方競馬路線改革によって4月上旬のこの時期に開催時期の変更となりました。
もともとは、フェブラリーSやドバイの前哨戦的な位置づけでしたが、
今回の変更により、帝王賞へのステップレースの様相となってきそうです。
傾向と対策
地方交流GIなので、まずは過去5年の勝ち馬と前走も含めた3着馬までの結果を見ていきましょう。
勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 | |
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2023 | ウシュバテソーロ | 2人気 | 2.16.0 | 良 | 横山 和生 | 高木 登【東】 |
2022 | チュウワウィザード | 1人気 | 2.14.9 | 良 | 川田 将雅 | 大久保 龍【西】 |
2021 | カジノフォンテン | 4人気 | 2.14.9 | 重 | 張田 昴 | 山下 貴之【船】 |
2020 | チュウワウィザード | 1人気 | 2.14.1 | 不良 | 川田 将雅 | 大久保 龍【西】 |
2019 | ミツバ | 3人気 | 2.15.0 | 良 | 和田 竜二 | 加用 正【西】 |
人気 | 前走 | |||
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23 | 1着 | ウシュバテソーロ | 2人気 | 東京大賞典(GⅠ)1着 |
2着 | テーオーケインズ | 1人気 | チャンピオンズC(GⅠ)4着 | |
3着 | ニューモニュメント | 5人気 | ポルックスS(OP)1着 | |
22 | 1着 | チュウワウィザード | 1人気 | チャンピオンズC(GⅠ)2着 |
2着 | エルデュクラージュ | 9人気 | 報知オールスターC(重賞)2着 | |
3着 | ヴェルテックス | 3人気 | 名古屋グランプリ(GⅡ)1着 | |
21 | 1着 | カジノフォンテン | 4人気 | 東京大賞典(GⅠ)2着 |
2着 | オメガパフューム | 1人気 | 東京大賞典(GⅠ)1着 | |
3着 | ダノンファラオ | 3人気 | 東京大賞典(GⅠ)12着 | |
20 | 1着 | チュウワウィザード | 1人気 | チャンピオンズC(GⅠ)4着 |
2着 | ヒカリオーソ | 7人気 | 報知オールスターC(重賞)3着 | |
3着 | デルマルーヴル | 3人気 | 名古屋グランプリ(GⅡ)1着 | |
19 | 1着 | ミツバ | 3人気 | 名古屋グランプリ(GⅡ)2着 |
2着 | ケイティブレイブ | 1人気 | 東京大賞典(GⅠ)3着 | |
3着 | オールブラッシュ | 2人気 | 浦和記念(GⅡ)1着 |
はっきりしているのは、1番人気が圧倒的に強いということです。
過去5年はもちろん、10年に広げても1番人気馬はすべて連に絡んでいて
地方交流レースのなかでも有数の人気馬が強いレースと言えそうです。
ざっくりした傾向は以下の通りです。
施行時期が変わるので、前走情報はガラッと変わりそうですが、
基本的には小回りコースのGI。
最終的に4角で前につけられないと厳しそうです。
また、2100mの距離適性からか牝馬は苦戦傾向です。
今年の実績馬ではアイコンテーラーが苦戦しそうな傾向です。
参考レース
ここまでの中距離重賞では、ダイオライト記念と佐賀記念が要注目。
また、同条件の報知オールスターを見ていきましょう。
予想
◎セラフィックコール
昨年はデビュー5連勝でみやこS制覇までのぼりつめました。
チャンピオンズCはいきなりの一線級が堪えたか10着に敗れましたが、
年明けのダイオライト記念を快勝。
中距離がむしろ合ってそうで、ここはメンバー的にも戴冠のチャンスです。
○ライトウォーリア
地方馬ながら、帝王賞や東京大賞典では上位に顔を出している本馬。
前走同舞台を勝って、ここなら食い込みもありそうです。
地元の激走に賭けて対抗視します。
▲ノットゥルノ
交流GIではたびたび上位に顔を出す地力はあります。
競馬場によって崩れることもありますが、どちらかというと深い砂の方がよさそうです。
左回りに懸念材料がありますが、先行力もあるし、上位争いできる地力はあります。
結果
〇ライトウォーリアがせっかく勝ったのに・・・
2着3着は不振と見ていたJRA牝馬勢が入ってきてハズレ・・・
ライトウォーリアは7番人気ながら、交流GIで上位に顔を出していたのがここで生きました。
2着グランブリッジ、3着アイコンテーラーはレディクラシックのワンツーで、
結果的には今年のメンバーでの実績は上位で、侮ってしまった。
断然人気セラフィックコールはGIとなるともうワンパンチほしいかもしれません。
レースの施行時期が変わったことで傾向の変化もありそうです。
来年以降も、中央馬地方馬問わず、交流GI実績は要吟味していきましょう。
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