レースの概要
函館の伝統あるハンデ戦として定着しているサマー2000シリーズの一戦。
馬場状態によってはかなりタフなレースになり、大波乱もありうる難解重賞です。
今年から開催時期が前倒しになり、2週間早く行われるようになりました。
傾向と対策
荒れるハンデ重賞なんで、明確な傾向は見えにくいですが、以下の傾向に注目しましょう。
✅巴賞組は負けた馬から。(巴賞の方が後に行われるようになりました)
✅重賞で掲示板を外していても問題なく、関西馬の巻き返しに注意。
✅GI・GⅡで走っていた経験がないと減点。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 性齢・斤量 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | ホウオウビスケッツ | 牡4・57.5 | 3人気 | 1.59.2 | 良 | 岩田 康誠 | 奥村 武 |
2着 | グランディア | 騙5・56 | 4人気 | 3.1/2 | 三浦 皇成 | 中内田 充正 | ||
3着 | アウスヴァール | 騙6・54 | 14人気 | 3/4 | 古川 吉洋 | 昆 貢 | ||
2023 | 1着 | ローシャムパーク | 牡4・56 | 1人気 | 2.01.4 | 稍重 | C.ルメール | 田中 博康 |
2着 | ルビーカサブランカ | 牝6・55 | 4人気 | 2 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 | ||
3着 | ブローザホーン | 牡4・55 | 2人気 | アタマ | 岩田 康誠 | 中野 栄治 | ||
2022 | 1着 | ハヤヤッコ | 牡6・57 | 7人気 | 2.03.6 | 重 | 浜中 俊 | 国枝 栄 |
2着 | マイネルウィルトス | 牡6・56 | 1人気 | 3/4 | M.デムーロ | 宮 徹 | ||
3着 | スカーフェイス | 牡6・55 | 4人気 | 3 | 岩田 康誠 | 橋田 満 | ||
2021 | 1着 | トーセンスーリヤ | 牡6・56 | 2人気 | 1.58.7 | 良 | 横山 和生 | 小野 次郎 |
2着 | アイスバブル | 牡6・55 | 14人気 | 3 | 水口 優也 | 池江 泰寿 | ||
3着 | バイオスパーク | 牡6・57 | 12人気 | ハナ | 池添 謙一 | 浜田 多実雄 | ||
2020 | 1着 | アドマイヤジャスタ | 牡4・54 | 15人気 | 1.59.7 | 良 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 |
2着 | ドゥオーモ | 牡7・53 | 13人気 | 1.1/2 | 藤岡 康太 | 野中 賢二 | ||
3着 | バイオスパーク | 牡5・55 | 3人気 | クビ | 和田 竜二 | 浜田 多実雄 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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24 | 1着 | ホウオウビスケッツ | 巴賞(OP)2人気1着 | 東風S(L)1人気3着 |
2着 | グランディア | エプソムC(GⅢ)5人気6着 | スピカS(3勝クラス)4人気1着 | |
3着 | アウスヴァール | 鳴尾記念(GⅢ)11人気13着 | 都大路S(L)7人気8着 | |
23 | 1着 | ローシャムパーク | むらさき賞(3勝クラス)1人気1着 | スピカS(3勝クラス)1人気5着 |
2着 | ルビーカサブランカ | 巴賞(OP)5人気5着 | 金鯱賞(GⅡ)9人気12着 | |
3着 | ブローザ―ホーン | 烏丸S(3勝クラス)1人気1着 | 潮来特別(2勝クラス)3人気1着 | |
22 | 1着 | ハヤヤッコ | 天皇賞・春(GⅠ)11人気15着 | 日経賞(GⅡ)13人気5着 |
2着 | マイネルウィルトス | 目黒記念(GⅡ)6人気2着 | 日経新春杯(GⅡ)6人気2着 | |
3着 | スカーフェイス | 大阪杯(GⅠ)15人気6着 | 小倉大賞典(GⅢ)5人気5着 | |
21 | 1着 | トーセンスーリヤ | 新潟大賞典(GⅢ)9人気4着 | 福島民報杯(L)1人気8着 |
2着 | アイスバブル | 目黒記念(GⅡ)14人気8着 | メトロポリタンS(L)5人気7着 | |
3着 | バイオスパーク | 新潟大賞典(GⅢ)11人気9着 | 小倉大賞典(GⅢ)10人気11着 | |
20 | 1着 | アドマイヤジャスタ | 鳴尾記念(GⅢ)13人気6着 | 都大路S(L)5人気13着 |
2着 | ドゥオーモ | 巴賞(OP)6人気9着 | 新潟大賞典(GⅢ)11人気11着 | |
3着 | バイオスパーク | 都大路S(L)7人気2着 | 大阪城S(L)8人気4着 |
ローテ面では同開催の巴賞組がよく馬券に絡んできていましたが、
函館記念の実施が早まったことで、巴賞の方が後に行われるようになりました。
基本的には、前走も函館を使っていた馬は出走しづらい状況になりました。
ですが、勝ち馬よりかは負けていた馬に注目で、4着以下からでも平気で巻き返します。
前走重賞組は、掲示板に惜しくも乗れなかったくらいの負けであれば許容範囲。
特に関西馬には要注意です。
⇒重賞で圏内だったのはマコトヴェリーキー
惜しかったのはボーンディスウェイ、マイネルモーントですが、関東馬です。
人気薄の台頭もGI、GⅡ実績が大事です。
過去10年でも3着以内の8割はGI・GⅡで一桁着がある馬でした。
⇒キミノナハマリア、グランディア(昨年2着)、タイキラフター、ディマイザキッドは減点ポイントです。
参考レース
上位馬が出走予定の中山金杯、京都記念、転戦組が多い新潟大賞典を見てみましょう。
注目馬
本命◎ボーンディスウェイ
先行力があり年始の中山金杯は3着に入りましたが、その後は凡戦が続いています。
ただし、GⅡでコンスタントに走っているのは地力上位の証。
このメンバーなら上位争い可能と見ます。
穴馬★サンストックトン
昨年、巴賞、函館記念と続けて上がり最速の脚を繰り出していた馬です。
上位までは届きませんでしたが、休み明けを叩いての2戦目。
この馬向きの流れになれば一発は十分に狙えます。
◎ボーンディスウェイ
○ディマイザキッド
▲マコトヴェリーキー
★サンストックトン
△ランスオブクイーン
△アルナシーム
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