2024 全日本２歳優駿（JpnⅠ）傾向と対策 - 傾向分析で本命穴馬フォーメーション🐎

　レースの概要

1950年から行われている地方競馬で最も歴史ある重賞。
以降徐々に距離も伸び、02年からはグレードⅠに格上げとなった。
後に海外重賞でも活躍する馬も輩出する注目の１戦です。

　傾向と対策

まずは昨年までの５年間の結果を見ていきましょう。

開催年	勝ち馬	人気	タイム	馬場	騎手	調教師
2023	フォーエバーヤング	１人気	1.43.5	稍重	坂井瑠星	矢作芳人【栗】
2022	デルマソトカゲ	３人気	1.43.3	稍重	松若風馬	音無秀孝【栗】
2021	ドライスタウト	１人気	1.39.2	稍重	戸崎圭太	牧浦充徳【栗】
2020	アランバローズ	２人気	1.40.7	良	左海誠二	林正人【船】
2019	ヴァケーション	５人気	1.41.9	稍重	吉原寛人	高月賢一【川】

開催年	着	馬　名	人気	前走
23	１着	フォーエバーヤング	１人気	ＪＢＣ２歳優駿（JpnⅢ）１人気１着
	２着	イーグルノワール	２人気	兵庫ジュニアグランプリ（JpnⅡ）１人気１着
	３着	サンノトーレ	７人気	ビアパーティーAiba浦河２歳特別（ＯＰ）１人気６着
22	１着	デルマソトカゲ	３人気	もちの木賞（１勝クラス）３人気１着
	２着	オマツリオトコ	２人気	兵庫ジュニアグランプリ（JpnⅡ）２人気１着
	３着	ぺリエール	１人気	オキザリス賞（１勝クラス）１人気１着
21	１着	ドライスタウト	１人気	オキザリス賞（１勝クラス）３人気１着
	２着	コンバスチョン	３人気	兵庫ジュニアグランプリ（JpnⅡ）１人気２着
	３着	プライルード	11人気	兵庫ジュニアグランプリ（JpnⅡ）５人気３着
20	１着	アランバローズ	２人気	ハイセイコー記念（ＯＰ）３人気１着
	２着	ランリョウオー	６人気	ハイセイコー記念（ＯＰ）１人気２着
	３着	ルーチェドーロ	８人気	兵庫ジュニアグランプリ（JpnⅡ）３人気４着
19	１着	ヴァケーション	５人気	平和賞（ＯＰ）４人気１着
	２着	アイオライト	４人気	中山・２歳１勝クラス　１人気１着
	３着	ティーズダンク	９人気	新風特別　１人気１着

ＪＲＡ勢が強い傾向ですが、地方所属、特に南関東所属の馬は互角に戦っています。
特に、500キロ以上の馬格のある馬や、１月生まれの馬は中央地方問わず注目です。
⇒500キロ超えはコパノヴィンセントです。
⇒１月生まれはいませんが、ナチュラルライズ、ハッピーマン、ホーリーグレイルが２月生まれです。

ＪＲＡ所属馬は地方交流重賞実績馬だけでなく、中央の１勝クラス勝ち組も侮れません。
⇒今年は１勝クラス経由の馬はいません。

　参考レース

勝ち馬が出走予定のＪＢＣ２歳優駿、兵庫ジュニアグランプリ、エーデルワイス賞をチェックです。

　予想

本命◎ナチュラルライズ
大味な競馬でデビュー２連勝。
コーナリングがやや苦手そうなので、小回りコースが懸念材料ですが、
地力は相当なものと見ます。ここでいいレースをして来年の飛躍に期待したいところです。

穴馬○コパノヴィンセント
1200ｍでも先行できる出足の早さが魅力の１頭。
スムーズに出て流れをつけれれば面白い存在です。

◎ナチュラルライズ
○コパノヴィンセント
▲ハッピーマン

　結果

牝馬のミリアッドラヴが直線手前から先頭に立って押し切る強い競馬でした。
前走は1200でしたし、マイル経験もなく正直厳しいと思っていましたが、
かなり強い内容でした。これは一躍牝馬路線の主役ですね。
期待したナチュラルライズは伸びきれず、３着までは交流重賞勝ちの馬で、
ひとまずこの結果が来年のダート路線の基準になりそうです。